オーディオにおける 「ひかり」って?
今回は、前回の記事の最後に触れた、【おまけーネットワーク環境のしょぼさに改めて気付かされてしまった・・・】の、続報。
しかし、記事にも書いたように、<ネットワーク環境>と一言で言っても、自分のようなITに無知なものが思いつくだけでも、「モデム、ルーター、ハブ、NAS、そしてこれらをつなぐLANケーブル」と多岐にわたっており、これらを<全部、一気に>オーディオグレードのものにするなら軽く車一台は買える予算が必要だろう(汗)。この分野はまだそこまで私の周りには先達が多くないため、どこを、どの程度やれば、投入金額に見合った効果が得られるのかどうかに確信が持てるほどの情報は残念ながら私は現段階では得られてない。
ただ、ネットワーク環境を改善するとかなり?音が良くなるらしいことに「気付いてしまった」以上、私はそれを<放置>できる性格ではないので(笑)、何か<お試し>的に手軽にLow Costでやれて、コスパのよさそうなものはないかと・・・ネットサーフィンをしていてふと目に留まったのが、「光アイソレーター」といわれるものだったが・・・。
私は、これまで、いわゆる、「オーディオアクセサリー」と呼ばれるものにおカネをかけることを、基本的には敬して遠ざけてきた。
その理由は2つある。
一つは、まだ自分のシステム本体のクオリティUPにおカネと手間をかける余地がかなり残されていて、システムの「完成」の途上であるため、「アクセサリー」の影響を正しく判断できるほどの「レベル」に達していないと判断している、という点。
これは、これまでもアナロジーを披露してきたクルマの世界で言えば、例えば、「エンジン・加速の吹き上がりが良くなるオイル」というものがある。しかし、これを普通の市販車で使って、それを体感できるレベルのクルマは、ごく一部の本格的なスポーツカーだけだと自分の経験から断言できる。私がこの、オイルの種類によるエンジン・加速の吹き上がりの違いを体感できるようになったのは、MT車のクラッチ板とフライホイールを軽量のスポーツタイプに交換したあとであった。つまり、ノーマルの重い(その分クラッチミートが多少乱暴でもエンストしにくい=笑)クラッチ板とフライホイールのままでは、オイルの粘度や質の向上によるエンジン回転や加速の吹き上がりなんて「体感」することはできない。タイヤやマフラーなどの交換の効果も全く同じで、それに関連する部分がノーマルのダルな特性のままでは、「交換の恩恵」なんて微々たるものに留まってしまうのを、若い頃に経験済みだ。
翻ってオーディオも然り、だと思っている。これが一番目の理由。
二つ目には、これは私の知識不足もあるのだが、工学的なクルマの世界に比して、電気・電子工学的なオーディオの世界は、「改造」と「成果」の間の<因果関係>がよくわかっておらず、「オカルト」としか思えないものが私には多いからだ。
だから、これまでも「1メートルで数十万円」というような電源ケーブルをご親切に「貸していただいた」ことがあり、確かにその「効果」は確認したものの、どうしてもそのケーブルの仕組み?と出音との<因果関係>が私には理解できず、導入を見送ったことがある。理系的な知識が皆無に近いとはいえ(汗)、一応(社会)「科学者」の端くれとしては、自分で納得できるロジックが見いだせないものは、Superstitionとしか思えないからだ・・・
ということで、ネットで見つけた「光アイソレーター」なるものも、「映像ならともかく、<音>を良くしたいのに<ひかり>ってなんだよ?怪しげだなあ」(笑)と、名称からのイメージだけで深く研究することもなく完全にスルーしていた(後ほど分かるのだが、映像=光学=ひかりケーブルで関連していると思っていたが、これは完全に間違い=汗)。
ところが、である。
実は先にTomy邸にお邪魔した時の記事にも書いたのだが、「これ、すごい効果があるよ」と音質改善の手段で「ひかりHDMIケーブル」をTomyさんに勧められ、「まあ、そんな高いものじゃないから、騙されたと思って一つ買ってみたら?」といわれ、ノリでその場でとりあえずと1本ポチッたものがその後3本に増えたと書いたが(笑)、実は今ではさらに5本に増殖している(爆)。
HDMIケーブルというのは普通はAV用途(つまり映像+音)で、私もプロジェクターとBDプレーヤーの「映像出力」との間をつなぐHDMIケーブル(5m)には「光」を使っている。これは以前使っていた「4K対応」のPanasonicの銅線?ケーブルではUHDを再生すると時々Black Outする瞬間があり、「8K対応」の光ケーブルに変えた方がいい、とグランドスラムさんに指摘されたからだ。これは「転送スピードの改善」という、文系の私にも納得できるロジックがあったから交換した(お陰で、確かに改善された)。
ただ、Tomyさんに推薦された光HDMIケーブルの用途は、RoonのBridge用PCとAVプリをつなぐケーブル。いうまでもなく映像とは全く関係がない、純然たる音楽用だ。音楽データなんて、どんなにハイレゾでマルチチャンネルでも、UHDの映像データとは比較にならないほどの小ささなので、ケーブルの転送スピードを現状(銅線?4K対応)より上げても「理論的には」(笑)意味があるとは思えない。時速100キロまでしか出ない軽自動車が高速道路を走るのに、速度無制限のアウトバーンを走らせたからといって100キロ以上出るようになるわけではないからだ。
でも、使ってみると確かに音は良くなる(今では、伊豆と書斎の両方のRoon Bridge用のみならず、両方のBDプレーヤーの「音声専用HDMI出力」からAVアンプへつなぐものもFIBBRの光に交換!)。CleanでClearになり、鮮度が上がるのだ。
しかし、なぜ<ひかり>にすると音が良くなるのかの「ロジック」は分からないままだった(汗)。このままでは「科学者」(笑)の名が廃る、と思いつつも・・・(言行不一致=汗)
そんな中、年末に伊豆のご近所のMyuさんに「検聴」(ツイーター用のアンプを交換&チャンデバ調整後)に来ていただいた際に、彼のチャンデバ仲間でネットワークオーディオを主要ソースにしておられる方が、「音質改善策をいろいろやったが、一番効果的だったのは、光アイソレーションだった」と言っておられた、というお話を伺った。その時は、正直言って、「何それーしょん?」という感じ(笑)だったのだが、Myuさんのお宅の音はとにかく、「高解像度、ハイスピード、低ノイズ、鮮度感」を極めておられるもので、彼の自作SP/チャンデバ仲間の皆さんも同じような方向性と聞いていたし、最近、すっかり私のチャンデバ化後のメインシステムも(Myuさんの影響で?)そっち方面への音にベクトルが向きつつあるため、ネットサーフィンした時に「ヒカリって、ちょっと前にどっかで聞いたような気がするキーワードだな?」と気になって、今回、少々真剣に「ひかり」と「オーディオ」との関係を調べてみた。
すると、以下の理解に私なりに達したのです(お詳しい方、間違いがあればご指摘ください!)。
1.HDMIやLANケーブルが運んでいる「データ」は、映像も音声も、すべてデジタルである
2.ただし、銅線?のケーブルを流れる「電気的信号」には、「データ」のみならず電磁波や電波、電源などの影響を受けて発生する「ノイズ」も含まれる
3.光ケーブルは、「入口」で電気的信号のうち「データ」<だけ>を<ひかり>に変換し、「出口」で「ひかり」を電気的信号に戻している
4.光ケーブル内を流れる「ひかり化されたデータ信号」は、論理的に電磁波や電波、振動などの影響を受けない。
―つまり、デジタルデータ信号の場合、回線のどこかで、電気的信号を<ひかり>に変換すると、「そこまでの銅線回線の経路上で付加されたノイズを完全にカットできる」らしい?
ということで、「科学者」(笑)として「光アイソレーター」が何をIsolateするのかについて<論理的に?納得>した気になったので(笑)、試聴もせずにお試し導入を決定!!!
で買ったのが、コレ。
早速、書斎のボロシステムで、Roon Bridgeとして使っているPCへのLAN入力端子の前に挿入してみた。これで理論的には、この「光アイソレーター」に届くまでに混入した電磁的・電気的ノイズはカットされたはず。もちろん、その先のLAN&HDMIケーブルやPC内、AVアンプ内において再度ノイズの混入リスクはあるが、システム全体のノイズ混入リスクとノイズの付加量は理論的には減少していることになる。
さて、肝心の結果は?
言うまでもなく、効果が出ていなければこの記事は書いていない(笑)。個人的には(好みは分かれるとは思うが)、特に鮮度感の向上度合いにとても満足し、書斎のボロシステムでこの効果なら、伊豆のシステムならもっと効果が出るだろうと予想(だだ、伊豆ではオーディオ用の電源工事などもしているから、逆に効果が薄い可能性もある)し、来月のセミナー後、伊豆に行って実験して結果が良かったらもう一台買おうか、考えているところ。ただ、Roon BridgeとAVアンプをつなぐHDMIケーブルを「ひかり」にするありがたみは多少減じた気がするが、これは「理論通り」で納得のいく結果(でももう買っちゃっているので、光HDMIケーブルを使ってますが=笑)。
ただし、光HDMIケーブルのまま、LANケーブルの中継として「光アイソレーター」を入れても明らかに音が良くなる。この現象は、PCからAVアンプへのケーブルを<ひかり化>すれば「そこまでに付加されたすべてのノイズがカットされるわけではない=末端効果だけでは十分ではない=LAN+光でカットされるノイズと、HDMI+光でカットされるノイズが異なる」ことを示唆しており、ここは「理論的には」私ではよくわからないのだが・・・どなたか、説明できる方がおられたらお願いしたいです!
それともやはりデジタル・ドメインでもオカルトは残るのがオーディオ道ってもん???(笑)
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コメント
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おばんでございます。東北山間部のこちらは、とにかく寒いので今回はなるべく長くならないよう書き込みます。(笑)
前回のLAN環境ではデジタル信号の断片的な塊(パケット)を車に置き換えて通過するルートを一般道と高速道に例えました。
光ケーブルを移動空間に例えると、もはや地上を移動するシガラミがなくなり天候の心配がない宇宙空間を移動するかのような環境になり、不純物は光信号になる際「フルイ」に掛けられますから周りに低速な乗り物がいない理想環境で米国の過密過ぎる某空港のように軍用ヘリと衝突することもありません。(汗)
ですから、データ欠損もなくエラー訂正や再送なしで先方に伝わるものと思います。また、光アイソレーターについても「フルイ」の役割をしっかり果たしてくれ不純物を取り除いてくれるのでしょう。
以前、エソテリックのCDトランスポートとD/Aコンバーターを使っていた頃、同軸ケーブル接続だと刺激的な音だったのが専用の光ケーブルだと「蒸留水」のような音質になった記憶があります。
ちなみにエソ純正のSTリンク光ケーブルだと定価3万とトンデモ価格でしたが通信用のSTリンクケーブルがそのまま使えてタダみたいな価格で調達できました。(笑)
元々、LANケーブルの伝送距離は100mが限界で、それ以上の距離は光ケーブルを使っていましたが、近年はすぐ隣のネットワーク機器と繋ぐのも光ケーブルだし、最新の機器は基板同士の接続でも光ケーブルですから、金属の電線を使うLANケーブルはノイズが混入しやすいため使われないのでしょう。
しからばオーディオにも最新の超高速ネットワーク機器を使えば理想的かも知れませんが、その実態は超高回転式冷却ファンを複数装備し、かつスイッチング電源も相まってキーンと言う猛烈な騒音出しまくりですからオーディオ用途に使えない代物ですね。(爆)
投稿: たかけん | 2025年2月 1日 (土) 16時20分
たかけんさん
引き続きのコメント、ありがとうございます。たかけんさんのような、「その道のプロ」に解説いただけるとは私はラッキーですね!
> 前回のLAN環境ではデジタル信号の断片的な塊(パケット)を車に置き換えて通過するルートを一般道と高速道に例えました。
>
> 光ケーブルを移動空間に例えると、もはや地上を移動するシガラミがなくなり天候の心配がない宇宙空間を移動するかのような環境になり、不純物は光信号になる際「フルイ」に掛けられますから周りに低速な乗り物がいない理想環境で米国の過密過ぎる某空港のように軍用ヘリと衝突することもありません。(汗)
なるほど、わかりやすい例えをありがとうございます。私の「にわか勉強」がそんなに的外れではなかったようで、安心しました(笑)
>
> ですから、データ欠損もなくエラー訂正や再送なしで先方に伝わるものと思います。また、光アイソレーターについても「フルイ」の役割をしっかり果たしてくれ不純物を取り除いてくれるのでしょう。
ただ、ちょっとわかりやすく書き足したのですが、LANケーブルにおける「フルイ」と、HDMIケーブルにおける「フルイ」で、引っかかる「不純物」がどうも異なるような気がするのですが・・・これって、なぜなんでしょうか???
>
> 以前、エソテリックのCDトランスポートとD/Aコンバーターを使っていた頃、同軸ケーブル接続だと刺激的な音だったのが専用の光ケーブルだと「蒸留水」のような音質になった記憶があります。
>
これは、今回の「光アイソレーター」の効果も似たような傾向かもしれません。ゆえに人によっては、「濁り酒」の方が好き、という人がいるとは思います。Clear, Clean, Crispの3Cが万人の好み、ではないのは、音も、酒も、異性も(笑)同じでしょう(爆)。
> ちなみにエソ純正のSTリンク光ケーブルだと定価3万とトンデモ価格でしたが通信用のSTリンクケーブルがそのまま使えてタダみたいな価格で調達できました。(笑)
>
> 元々、LANケーブルの伝送距離は100mが限界で、それ以上の距離は光ケーブルを使っていましたが、近年はすぐ隣のネットワーク機器と繋ぐのも光ケーブルだし、最新の機器は基板同士の接続でも光ケーブルですから、金属の電線を使うLANケーブルはノイズが混入しやすいため使われないのでしょう。
実は、調子に乗って、「光LANケーブル」ってのも検索してみたんですが、どうもプロ用のトンデモナイ値段のものしか見つけられませんでした・・・そのうちオーディオ用の短くて、安いやつが出たら使ってみたいとは思うのですが・・・
投稿: Auro3D | 2025年2月 1日 (土) 18時47分
>LANケーブルにおける「フルイ」と、HDMIケーブルにおける「フルイ」で、引っかかる「不純物」がどうも異なるような気がするのですが・・・これって、なぜなんでしょうか???
・当方も4Kプロジェクター導入当初はHDR方式やBT.2020などの色域が認識できなかったりとHDMI接続に散々悩まされ、最終的には4KレコDMR-ZR1から映像と音声と別々にプロジェクターとアンプに直結して使っています。
銀行端末でも利用されるLAN(イーサネット)接続は元データを完璧に再現できるまで訂正や再送を繰り返し、再現できなければエラーで返ってきます。
その一方、HDMI伝送は映像と音声に特化した伝送規格なことからエラー訂正するにはするけど、それが間に合わなければスムージングと言ってJPEG画像のように補正(誤魔化)し映像や音声を再現するようで、もしも銀行端末にHDMI伝送を使っていてエラー訂正が間に合わなければ19万9,987円の給料も20万円に?(爆)
事程左様にアバウトなHDMI接続ですから様々な振る舞いをするようで、LAN接続でフルイを掛けた場合とHDMI接続でフルイを掛けた際の振る舞いが違ってくると思いますが、流石にフルイに掛けられる不純物が何なのかは分かりません・・(汗)
それでも無理矢理予想すると金属の電線を伝わる高周波信号の振る舞い(欠点)として、
① ケーブルが長くなるほど高周波成分が減衰
② 信号が漏洩し妨害を与えたり外部ノイズの影響を受けやすい(HDMI方式は1本のケーブルに伝送ルートが複数あって高速伝送を実現しているので、車で言うと隣の車線にはみ出したり下道からバイクが飛び込んで来るようなイメージ?)
③ グランド線など共通アースを経由して送り元の機器が発するノイズが伝わったり、受け手側が発するノイズを送り元の機器に伝えてしまう。
光接続によって①~③までのマイナス要素が排除されることからHDMI伝送の特徴である補正(誤魔化し)処理が極小になることは間違いありません。
>実は、調子に乗って、「光LANケーブル」ってのも検索してみたんですが、どうもプロ用のトンデモナイ値段のものしか見つけられませんでした・・・そのうちオーディオ用の短くて、安いやつが出たら使ってみたいとは思うのですが・・・
・純粋なネットワーク機器なら光メディアコンバーターと短い光リンクケーブルがアマゾンだと一式1万円くらいで入手できますが、その効果は現在お使いの光アイソレーターとほとんど変わらないでしょう。別室への延長なら利用価値はあると思いますし安価ですから実験用で導入しても良いかもしれません。
「光」はオーディオ専業メーカーも積極的に商品を出していないので電源や電線部分のシールドを強化して端子に金メッキを施し重たくしてマニアが「買いたく」なるモノを「開拓」できそうですね。(「何それーしょん?」に対抗しました。(笑)
投稿: たかけん | 2025年2月 2日 (日) 09時53分
たかけんさん
日曜月曜のセミナーの準備と3日連続の懇親会&2次会(笑)で忙殺されてしまい、レスが遅れました。
> 銀行端末でも利用されるLAN(イーサネット)接続は元データを完璧に再現できるまで訂正や再送を繰り返し、再現できなければエラーで返ってきます。
>
> その一方、HDMI伝送は映像と音声に特化した伝送規格なことからエラー訂正するにはするけど、それが間に合わなければスムージングと言ってJPEG画像のように補正(誤魔化)し映像や音声を再現するようで、もしも銀行端末にHDMI伝送を使っていてエラー訂正が間に合わなければ19万9,987円の給料も20万円に?(爆)
なるほど、これは勉強になりました。LANによる伝達の方が、HDMIよりデータの欠損リスクが少ないのですか。だから、DANTEとかRAATとか、GenelecのGLMでも、LAN接続を使っているんですね!
> 光接続によって①~③までのマイナス要素が排除されることからHDMI伝送の特徴である補正(誤魔化し)処理が極小になることは間違いありません。
>
ありがとうございます。得心しました。
>・純粋なネットワーク機器なら光メディアコンバーターと短い光リンクケーブルがアマゾンだと一式1万円くらいで入手できますが、その効果は現在お使いの光アイソレーターとほとんど変わらないでしょう。別室への延長なら利用価値はあると思いますし安価ですから実験用で導入しても良いかもしれません。
これについては、先日のセミナーの後の懇親会の場で、ダイナの島さんに聞いてみたんですが、もう少しお高いような・・・(笑) 以下に続きますがあそこが扱っているものがオーディオグレードだからかな?
>
> 「光」はオーディオ専業メーカーも積極的に商品を出していないので電源や電線部分のシールドを強化して端子に金メッキを施し重たくしてマニアが「買いたく」なるモノを「開拓」できそうですね。(「何それーしょん?」に対抗しました。(笑)
>
投稿: Auro3D | 2025年2月 4日 (火) 19時29分
Auro3Dさん、こんばんは
光アイソレーターも導入されましたか!おめでとうございます。
拙宅で光HDMIケーブルを導入した切っ掛けは、姫路のWPOZZZさん宅を訪問した際に光欄ケーブルを使用されていたからなんです。それでひょっとしたら効果があるかもと・・・・。しかし、Auro3Dさんの仰るように、HDMIの出口のところで光ケーブルでノイズ遮断すれば、PCやROONサーバーの入り口であるLANケーブルに光を用いても意味はないだろうと思っていました。でも、効果があんですね?驚き!
理由はと考えてみたのですけど、可能性としては、光HDMIとは言え、両端で電気信号と光信号を変化するために電気的な回路があり、このために両端は電源線で接続されています。つまり、完全に分離されてはいないようなのです。FIBBRのケーブル(Ultra)だと入り側の端子をPCに接続すると出口の端子が光ります。これは、電源が繋がっている証拠ですよね。多少は電気的に繋がっていると思います。
これが、LANの光アイソレーションが効果を発揮した一つの理由かもしれません。
写真を拝見しましたが、FIBBRの比較的廉価な8K光HDMIケーブルは拙宅でも使っています。最初にプロジェクター用に買ったものがそれで、その後上級機種に移っていきました。音質的にはquantum8K<Ultra(4K)<King-A(4K)だと思いますが、如何ですか?King-Aに光アイソレーターを使用しても効果はありましたか?
あるようなら、拙宅でも検討してみようかなと、笑。
投稿: Tomy | 2025年2月12日 (水) 23時19分
Tomyさん
>光アイソレーターも導入されましたか!おめでとうございます。
>
>拙宅で光HDMIケーブルを導入した切っ掛けは、姫路のWPOZZZさん宅を訪問した際に光欄ケーブルを使用されていたからなんです。それでひょっとしたら効果があるかもと・・・・。しかし、Auro3Dさんの仰るように、HDMIの出口のところで光ケーブルでノイズ遮断すれば、PCやROONサーバーの入り口であるLANケーブルに光を用いても意味はないだろうと思っていました。でも、効果があんですね?驚き!
>
効果は確実にあります。ただ、1+1=2にはなりません。逓減します。しかも、この相乗効果はシステムのクオリティが高いほどでるようで、書斎のシステムより、伊豆の方が、1+1≒2になりますね。
>理由はと考えてみたのですけど、可能性としては、光HDMIとは言え、両端で電気信号と光信号を変化するために電気的な回路があり、このために両端は電源線で接続されています。つまり、完全に分離されてはいないようなのです。FIBBRのケーブル(Ultra)だと入り側の端子をPCに接続すると出口の端子が光ります。これは、電源が繋がっている証拠ですよね。多少は電気的に繋がっていると思います。
>
>これが、LANの光アイソレーションが効果を発揮した一つの理由かもしれません。
なるほど、たかけんさんとはまた違った角度で、これも勉強になりますし、納得できますね。細い電線が入っているんでしょうかね?
>写真を拝見しましたが、FIBBRの比較的廉価な8K光HDMIケーブルは拙宅でも使っています。最初にプロジェクター用に買ったものがそれで、その後上級機種に移っていきました。音質的にはquantum8K<Ultra(4K)<King-A(4K)だと思いますが、如何ですか?King-Aに光アイソレーターを使用しても効果はありましたか?あるようなら、拙宅でも検討してみようかなと、笑。
この「quantum8K」は、確かに効果はKing-Aよりは落ちるとは思いますが、Phil-MのDonguriさんの記事のレスに書いたと思いますが、メリットは「安定している」という点です。King-Aは起動時に「抜き差し」をしないと上手く作動しないことがあるのですが、安物の(笑)「8K」の方は、そのような手間がいらないので、<ながら聴き>しかしない書斎のシステムにはこれで十分かな、と。
昨年初冬にお邪魔した、オーディオ評論家のふう先生によると、「ネットワークオーディオは、All-in-oneにすると音質が落ちる。機能をなるべく細分化して、そのすべての箇所に<いいもの>を使う必要があるようです」とおっしゃっておられ、ネットワーク環境も、ルーター、LANケーブル、ハブ、NAS、デジタルトランスポート、DACと、すべてのPhaseで最高のものを吟味し、それに最高の電源環境を与えておられて、「ここまでやらなければダメなのか・・・」と唖然とした記憶が残っています(笑)。つまり、光PC、光HDMI、光LANケーブル、光スイッチングハブ、光ルーター、光回線など、「すべて」の箇所の「電気・電子的回路」の部分でノイズ混入リスクはあり、それらをすべて光にして遮断しつつ次にバトンを渡すことで足し上げられる効果があるのだと思います。ただし、彼のシステムのクオリティと同等のシステムと耳をお持ちでなければ、その差は分からないかもしれませんが(笑)。
投稿: Auro3D | 2025年2月13日 (木) 00時05分
Auro3Dさん、
完全な分離ができてしまうと、それ以前の機器のノイズは遮断されるはず(そうでなければオカルトですよね、笑)。現状で、できそうな個所はLANだと思います。光LANの入側と出側の変換器は別にできて、別電源から電力を取ることができるようです。繋ぎは光のみです。やってみる価値はありそうな気がしますね、笑。それでも、PC以降のノイズは光HDMIでできる限り遮断する必要がありますけど。
WiFiも遮断と言う意味では侮れないかもしれませんね?
オーディオ用に入側と出側を光でアイソレートしたPCが出ると良いんですけど、爆。
ところで、光HDMIの音ですけど、Ultraだと相性問題もなく、音は安い8K 2.1より良いと思います。拙宅はKing-Aがどうしてもつながらない時のためにUltraを併設しています。ほとんど使っていませんけども。最新のUltra Pro3やPure3がどうなのか気になりますね?ただ、まだお高いです、笑。
投稿: Tomy | 2025年2月13日 (木) 11時11分
Tomyさん
>完全な分離ができてしまうと、それ以前の機器のノイズは遮断されるはず(そうでなければオカルトですよね、笑)。現状で、できそうな個所はLANだと思います。光LANの入側と出側の変換器は別にできて、別電源から電力を取ることができるようです。繋ぎは光のみです。やってみる価値はありそうな気がしますね、笑。それでも、PC以降のノイズは光HDMIでできる限り遮断する必要がありますけど。
>
なるほど、「光の効果の究極はLAN説」ですね。承りました(笑)。今度、ダイナの島さんにでも聞いてみます(あそこはオーディオグレードの高級品しかないけど・・・笑)。でもLANケーブルだと、「どこのLANケーブルにおカネをかけるか?」も悩ましいところですよね(全部にやれるお金持ちは別にして=汗)。ストリーミングのクオリティを上げたければ、ルーターからハブへのケーブルか、ハブからネットワークプレーヤーまでのケーブルか?NASなら、NASからハブまでのケーブル?
>WiFiも遮断と言う意味では侮れないかもしれませんね?
これは、どう考えても「ノイズまみれ」でしょう?2.4GHzなんて特に電子レンジのスイッチを入れたら混信して大変(笑)。他の周波数帯でも、いろいろな機械が電波を発信しているし、都会だと隣近所のWifiの5Gアクセスポイントだけでも10ぐらいヒットするわけですから(伊豆は田舎で隣家が遠いので拾わないが)、それが影響無のわけない、と素人でも感じています。だから私はRoon用のPCはWiredのLANしか使っていません(笑)。
>オーディオ用に入側と出側を光でアイソレートしたPCが出ると良いんですけど、爆。
これは、TAIKOなんかはとっくにやっているんじゃないかな?(その代わり、メルセデス一台分かかりますが=汗)。
>ところで、光HDMIの音ですけど、Ultraだと相性問題もなく、音は安い8K 2.1より良いと思います。拙宅はKing-Aがどうしてもつながらない時のためにUltraを併設しています。ほとんど使っていませんけども。最新のUltra Pro3やPure3がどうなのか気になりますね?ただ、まだお高いです、笑。
>
これは、実は、私は必ずしも最新版の8Kの方が昔の4Kケーブルより「音」がいい、かどうかについてはちょっとわからんぞ、と思っています(笑)。というのは、私が最近導入した、LANの光アイソレーターですが、あれ、10M、100M、1000Mとスピードの切り替えスイッチが付いているのですが、低スピードの方が音がいいのです、なぜか(NASにあるAuro-3Dのファイルはデカいので、私は100Mで使っていますが、2chファイルなら10Mの方がベター)。ハイスピード=高性能≠高音質というオカルトな現象が、時々オーディオでは見られるようです・・・ロジカルじゃないですよね(笑)。
投稿: Auro3D | 2025年2月13日 (木) 12時19分
Auro3Dさん
>WiFiも遮断と言う意味では侮れないかもしれませんね?
>>これは、どう考えても「ノイズまみれ」でしょう?
そうかもしれませんね。WifiとLANを比較してWifiが勝っているとは思ったことは無いですから。
>これは、実は、私は必ずしも最新版の8Kの方が昔の4Kケーブルより「音」がいい、かどうかについてはちょっとわからんぞ、と思っています(笑)。
これは仰る通りです。私も8K対応にして音質が良くなるとは思っていません。Pure3などのFibbrの新しい世代は相性問題をクリアーしている可能性が高いのと推測(期待?)しています。Pure3の記事を見るとカスタムチップでは無くドイツ製のものを使っているということと、King3の英字の広告があったのですが、「No more compatibility problem」と謳っていたのですよ。期待して、値が下がるのを待とうかと、爆!
LANのアイソレーションはそのうち1Fのシステムで試してみようかと思います。2FはTIDAL以外LANはとうしていないのです。
投稿: Tomy | 2025年2月13日 (木) 23時29分
Tomyさん
>これは仰る通りです。私も8K対応にして音質が良くなるとは思っていません。Pure3などのFibbrの新しい世代は相性問題をクリアーしている可能性が高いのと推測(期待?)しています。Pure3の記事を見るとカスタムチップでは無くドイツ製のものを使っているということと、King3の英字の広告があったのですが、「No more compatibility problem」と謳っていたのですよ。期待して、値が下がるのを待とうかと、爆!
>
それは「期待の新人」ですね!では、私はTomyさんの<人柱>の報告を待ちたいと思います!(笑)
>LANのアイソレーションはそのうち1Fのシステムで試してみようかと思います。2FはTIDAL以外LANはとうしていないのです。
そうですか、あの「光アイソレーター」は、4Kの光HDMIよりは少し高いですが、同種のものよりはかなり安いので、試してみるには手頃かと思います。そういえば、土方先生がFacebookで、私が購入したものも含めて、「光アイソレーター」特集をAudio Accessory誌でやるとかやったとか書いてましたので、参考にされてはどうでしょうか?(私はオーディオ雑誌は読まないタイプ=爆)
・・・・・・・・・・・・・・・・
最後に、実は、この私のコメント、栄えある、「第1000コメント目」なんですよ!このブログを開始してから約2年半が経ち、その間書いた記事の本数は145本ですから、一本あたり平均7コメント弱という計算になります。これは自分のレスコメントも含まれている数なので、概算で一本あたり3コメントぐらい、皆さんにいただいている感じかな。
これが他のブログに比して多いのか少ないのかは分かりませんが、私の目指す、「Auro-3D公共圏」の構築に向けて、こっそり読んでいるだけ(笑)の皆さんも、「タダで読むには申し訳ないほどのクオリティだ」と思う記事に関しては、<木戸銭>代わりに(笑)、感想なり質問なりの「知的なGive&Take」をしていただければ幸いです!!!
投稿: Auro3D | 2025年2月14日 (金) 07時14分