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2024年9月10日 (火)

Auro-3Dに関する、中上級者向けFAQ集-入交氏とのDiscussionから

先日、伊豆のご近所さん(笑)の、入交さんのご自宅兼仕事場へお邪魔して参りました。

 

今日、初めてこのブログに辿りついた方は、「誰、それ?」かもしれませんので、彼についてのリンクをいくつか張っておきます。

 

入交氏のAuro-3Dに関する活動 

https://note.com/live_extreme/n/n217764a0805b

 

https://online.stereosound.co.jp/_ct/17665156

 

同、ATMOSに関する活動 

https://www.dolbyjapan.com/interview-creator-irimajiri

 

まあ、彼のフルネーム(入交英雄)で検索して戴けば、まだまだたくさん出てきます。一言でいえば、「日本のイマーシブオーディオ制作に関しては第一人者のお一人」と言い切れる、博士号をお持ちのベテランエンジニアの方です。

 

彼はこの「Auro-3D友の会」および私Auro3Dが、その設立時からお世話になっている方で、もし、ここのブログに、他にもあまたある一素人の個人のオーディオブログと差別化を図れる点があるとすれば、ここの記事は全体的に「入交氏による(暗黙の?)監修ないし、ご指導ないし、意見交換の下」書かれているものが少なくない、という点に尽きます。

 

もちろん、入交氏が考え、実践されていることが<すべて正解>であり、<これ以外は認められない>というものではないとは思います。私は社会科学の人間なのでこの分野では言うまでもなく、たとえ、音響工学や音響心理学?といった理系的な分野でも、<真理は一つ>と言い切れるほど、「この世と人間」は単純なものではないですよね(笑)。

 

ゆえに読者の方は、ここに書いてあることは「一先達の独自の理論や実践」として批判的に捉えてご自分の<理論構築や実践作業>の参考にしていただければ結構なのですが、ただ、一つだけ言えることは、2ch音響などとは違って、Auro-3Dなどの「イマーシブオーディオ」はまだ緒に就いたばかりであり、体系的な理論や方法論が<すでに確立している>とは言えないということです。「芸術」などとは異なり、このような分野の場合は、「まずは先達が歩んだ道をなぞってみる」ところから入るのが<合理的・科学的な手順>というものですから、私はまずは現時点でのフロントランナーの一人である、入交氏の理論と実践を皆さんに紹介し、自分もそれをなぞってみているのです。

 

さて、重要な前置き(笑)を終え、本題です。

 

まずは今回訪問させていただいて、いつもの通り、いくつか、彼が今「制作中」の音源を聴かせていただきました。

 

残念ながら、現時点では発売すら未定で、「誰の、何を聴いた」と書くわけにはいかないものがほとんどでしたので、はっきりとは書けませんが、ベーゼンドルファーインペリアルによるピアノ曲集が、もしかしたらAuro-3Dでも出るかも?(でるといいなあ・・・絶対買う!!!)ぐらいは匂わせておいても叱られないかな?(笑)

 

そうそう、これはもうすぐだそうですからいいでしょう。

 

山本剛トリオのライブ盤「Shade Of Blue

https://diskunion.net/jazz/ct/news/article/1/116730

 

Auro-3Dが、近々、出るそうです!!! 「Auro-3DにまともなJazzがない」と、ずーっとお嘆きだったアナタ、いよいよですぞ!震えて待て(笑=そういえば、Rockでは、先にご紹介した、「Mr. Big」のAuro-3Dライブアルバムですが、 諸事情=汗により、発売が9月から11月ごろにずれ込むそうです…)

 

で、今回聴かせていただいたもののいくつかは私の部屋のシステムでも聴かせていただいたことのある作品だったのですが、全然、入交邸の方が音がいい。「え、なんでこんなボロシステムの音がウチのよりいいの?」と思わず口を滑らせてしまいました(爆=大汗)。

 

だって、入交邸で今回聴かせていただいたシステムはGenelecの、ちょっと古めの(笑)小型の2Wayパワードで、少なくともアンプとスピーカーだけを見れば、1ch当たりにかかっているコストは絶対ウチの方が…???

 

「いや、Auroさん、これはマスター音源ですから。192/24で記録された未編集のもの、つまり全く音質劣化の無いものです」と。

 

P(このようなプロ用の編集・再生ソフトを使って聴かせていただきました)

Img_2850 Img_2851

まあ、当然だが(汗)、上流にボトルネックがあっては、下流でどんなに頑張っても挽回はできないのだ、ということを改めて認識。やはりもっともっとHigh QualityAuro-3D音源が欲しいよなあ(笑)、ということで、以下のQAに発展しました。

 

ここから先が本題で、これまで私自身も含め、「友の会」で実践を積んできている方々から寄せられていた、「やってみてのギモン」を、この際まとめて入交さんにぶつけて、「彼の意見」を伺ってきました。つまり中上級者向けのFAQ集です。

 

 

まずは、上記の流れからクオリティに関連して:

 

Q:現状、BDでも配信でも、Auro-3Dの13chソフトはすべて48/24止まりであるが、原理的に、13chのハイレゾはできないのか?

 

A:BDでは、仕様上の転送速度から、96/24なら11chまでしか入れられない。配信(ストリーミング)の場合も通信速度がネックで、一般家庭のインターネット速度では、これ以上の品質=データ量のものを送るのは難しい(事実、Donguriさんの報告では、先の「オルゴール博物館」のストリーミングで、数度、止まったそうである)。理論的には、ダウンロード販売されるソフトであれば、ダウンロードの時間を無制限に取れるとすればもっとハイレゾの13chソフト、例えば192/24でも一般の方でも入手できるとは思うが、その場合、今度はAVアンプの仕様を変更する必要があり、現行モデルでは再生できないはず。さらにいえば、転送速度がBDより速いUltra HD BDを使えば、理論的にはハイレゾ13chを出力することは可能かもしれないが、現状ではそのためのフォーマットが出来ていないし、同様にデコーダー側も対応する必要がある。

 

Q:では、理論的に、現状の2種類のハイエンドフォーマットである、HCとTOPの無い11chの96/24と、13chフルの48/24では、どちらがオーディオ的に優れているのか?

 

A:これはソースにもよるだろう。高さを含めた空間容量の大きいコンサートホールの音場感の再現性というような面では、レゾリューションが多少低くても13chの方が、高さ感、奥行き感などにおいて高い表現力があるはずだ。

 

Q:では、11chの96/24を、AVアンプの拡張機能を使って13chに拡大したものはどうか?

 

A:これは、Extendしたものの方がOriginalよりよい結果になると思う。例えば、HCの位置から音を出したい場合、ファントム再生(=11.1ch)より、合成されたものでも実SPから音が出る方が音像面や音質面のクオリティは上がるからだ。

 

次に、SP設置を巡るQA

 

Q:『マニュアル』に記述されている、ハイトの「垂直配置原則」と、LPからの「等距離配置原則」が相矛盾するが?

 

A:これは、第一層については、LPから等距離に配置する。そのうえで、その各SPの真上に第二層を配置して欲しい。こうすることで、第一層に配したSPの方が、その上の第二層群のSPからの音より先にLPに到達するという「先行音効果」が得られ、第一層に配置された音像定位が不自然に上がることがない、という、Auro-3D(Matic)の特徴が活かされる。ゆえに、AVアンプに内蔵されている音響補正ソフト(Dirac Live、Audyssey、 YPAOなど)による、距離補正(Delay)の部分は、手動で第一層の各SPと同タイミングで、その直上のSPから音が出るようにすべき(つまり第一層のSPと直上のSPを<同一距離>とする)

 

Q: 第一層のSP配置において、開き角と、等距離で、どちらをより優先すべきか?

 

A:これは「開き角」を優先すべき。距離が多少ずれているだけなら、Delayはかけない方がよい。普通の方の耳はそこまで聴き分けることはできないし、むしろDelayをかけることで、LPがピンポイントになってしまい、LP以外では位相が狂って音場が乱れる方がデメリットが大きい。

 

Q:すべてを同一SPでは揃えられない場合、ハイト群のSPを選ぶ際にどのような点に配慮すべきか?

 

A:まず、ポイントソース(点音源)のSPを使うのが望ましい。具体的にいえば、フルレンジか、同軸2Wayなど。この方が立体的な音場がきれいに再現できる。これが無理な場合は、2Wayで、なるべくツイーターとウーファーが近接しているタイプのもの(疑似的に点音源と見なしやすいもの)を選ぶべき。3Way以上のSPは使わない方がいい。 第二層以上のSPは最低域の再生能力はあまり欲張る必要はない。音の広がり感に影響が大きい周波数帯域は、300-2000Hzあたりなので、できればこの帯域は1つのSPユニットが担当しているものがいい。この帯域内にクロスオーバーがあって二つのユニットに再生が分割されると、位相が狂うために音場が乱れる

また、同様に位相の観点から、バーチカルツイン型のSPは避けたほうがいい。SPメーカーが「センター用」として売っている横長のSPでも、ツイーターやウーファーが二つ、中央から対称の位置に付いているようなものも良くない。理由は、同じ周波数帯の音を同時に出すSPユニットが二つ以上あって、それらの位置が離れている場合、その二つのユニットから完全に等距離にはならないオフセットの位置では位相が狂うから。

位相を揃える観点からできれば、同じメーカーの同じシリーズのもので揃えるのが望ましいが、同じシリーズでもユニットの大小によってクロスオーバー周波数が異なって設定されている場合があるが、これも揃えるよう気を付けたい。いうまでもなく、位相が逆相にしてあるユニットがあるSPは、第一層も含め、使うべきではない。

とにかく、イマーシブオーディオの場合、位相の狂いは空間感を大幅に損ねるので位相整合には最大限注意すべき。

 

音色の統一感に関しては、同じシリーズで揃えられない場合も、ツイーターの素材(ベリリウムとか、ダイアモンドとか、シルクとか)は揃えた方がよい。

 

Q:ATMOSとAuro-3Dを共存させたい場合、SPはATMOS配置とAuro-3D配置のどちらを優先させるべきか?特に、ヤマハやパイオニアなど、HCとTOPが設定できない「Auro-3D対応AVアンプ」の場合など?

 

A:これはAuro-3Dの規定するSP配置にしてATMOSも聞くようにした方が圧倒的に優れている。理由は、ATMOSが定義しているトップフロントの仰角の45度は、大きすぎて、第一層のLCRとの間に明確な音像定位を形成することができないから。業界内では、ATMOSのエンジニアリングポイント(制作エンジニアが実際にモニター室で座る場所)からのトップフロントスピーカーの位置は、「仰角35度」として設計されていることが知られている。つまり、エンジニアリングの段階では、仰角35度のSP位置で音場・音像設計をしているのに、それをユーザーが聴くときに45度の位置にトップフロントが置かれていては「Director’s intention」通りの音場・音像の再現ができない。だからAuro-3Dが定義しているフロントハイトSP群の「30度」の方が、ATMOSでもよりよい結果が得られるといえる。

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コメント

Auro3Dさん、

お久しぶりです。
あちらから帰ってきたばかりです。丁度、名倉さんのマリンバを聞きながら記事を拝見していたのですが、二曲目のマリンバがえらく上方に定位していることに気づき、ひょっとしたらディレイ???と思い、チェックするとなんとそのとおり。Diracの補正そのままでした。それで、LRのディレイ値に近づけてやると、やっぱり、マリンバは下に下りてきました(笑)。HL/HRはL/Rの真上よりも少し後ろなので、その分のディレイだけ残すことにしました。入交さんが、ディレイ無しで編集していることを実感した次第です!!他のAuro-3DやATMOS録音(入交氏以外の作品含め)も全てそうであれば、全てのルーム補正ソフトのデフォルトをそう変更してほしいですよね。そう思いませんか?

山本剛トリオのAuro3D録音も、Iazzファンの一人としてとても楽しみです。

Tomyさん

おかえりなさい!

>それで、LRのディレイ値に近づけてやると、やっぱり、マリンバは下に下りてきました(笑)。

早速、この記事を書いた成果としてのフィードバックをいただき、嬉しい限りです。「自分だけに情報を留めず、広く皆さんの役に立てば」と思って一生懸命書いているつもりなのにオーディエンスがROMで無反応だと、それが全く無駄な気がしてきますから(泣)、だんだん、「この情報は自分だけで独占して、自分のシステムのグレードアップだけやって他の方のシステムと差別化をどんどん図っていけばいいや」となっていくものです。実は「仕事そっちのけでこんなもの書いていても労多いだけなので、筆を置く日は、そう遠くないだろうな」と最近思い始めていたところなので(汗)、Tomyさんのようなフィードバックを返してくれる読者がいると、もう少し頑張って続けてみようかな、という気になりますね(笑)。

>HL/HRはL/Rの真上よりも少し後ろなので、その分のディレイだけ残すことにしました。

これは実は私も同様に完全な垂直配置は実現できていないのでして、LCRはLPから等距離に、つまり、「円周上に配置している」のですが、その上のHLCRは梁の上に一直線に並べているので、特にCとHCは垂直関係に無く、Tomy邸とは逆にHCがCより前に出ているために、この二つのSPのLPからの実距離がほぼ同じになってしまっているのです。今回、入交さんの「言明」を受けて、自分も先日、再度、delay値の微調整をしたばかりです(汗)。

その結果として、拙宅のケースでは、HCにDiscreetで音が振られている<秘蔵音源>(爆)で特に、「奥行き感の表現力が向上」するという効果が確認されました(音像定位の上昇・下降についてはそこまで変わらなかった。拙宅の場合すでにHLRのDelayが調整済みだったうえに、ほとんどのAuro-3DソースがHCに音が入っていないからだと思われます)。

>入交さんが、ディレイ無しで編集していることを実感した次第です!!他のAuro-3DやATMOS録音(入交氏以外の作品含め)も全てそうであれば、全てのルーム補正ソフトのデフォルトをそう変更してほしいですよね。そう思いませんか?

これについては、確かに、すべてのAuro-3Dの録音エンジニアが同じフィロソフィーでやっているかどうかははっきりとはわかりませんよね。我々はたまたま入交さんという「本当の制作者」が身近に居るので、録音現場の状況やミキシングで何をどう弄っているのかを直接聞けることができるだけで、普通は、「闇鍋」(笑)のようなもので、出てきたものを黙って食べるしかない!のが、作り手と受け手の関係でしょう。

入交さんがAuro-3D用にRemixした、Bob JamesのBDのように、ちゃんとライナーノーツに「これをDirector’s intention通りに聴くための正しいSP配置図」が書いてあるようなものはレアです(2LのBDには楽器とマイクの配置はライナーノーツに記載がありますが、受け手がどう準備すべきかの指示はありませんね)。第一層が7chの場合、「入交配置」と「Auro-3Dマニュアル上の推奨配置」が異なっているのですが、入交さんの制作物にはこれがはっきりと書かれているのは親切だと思いますが、他のエンジニアがどう想定してミキシングをしているのかはBlack Boxというのが問題だと思います。現状はまだ創成期なので、様々な流派があるということでしょうか。一日も早く、「主流」に収れんされていくことを望みたいですね!

>山本剛トリオのAuro3D録音も、Iazzファンの一人としてとても楽しみです。

グランドスラムさんが、FBのGroupを発売前にOpenしてくれれば、一人でも多くのNative Auro-3Dファンを増やすために、そこで大々的に宣伝できるといいですね!その節は是非、Tomyさんからの「アゲアゲの」(笑)レビューを期待しちゃいますよ!!!

Auro3Dさん、

昼間は真夏の暑さでしたが、今夕は夕立があり、少し涼しくなっています。今年の夏は暑いですが、夕立があると子供の頃を思い出します。

>早速、この記事を書いた成果としてのフィードバックをいただき、嬉しい限りです。「自分だけに情報を留めず、広く皆さんの役に立てば」と思って一生懸命書いているつもりなのにオーディエンスがROMで無反応だと、それが全く無駄な気がしてきますから(泣)

そうですよね!
そう思い、帰ってきたそうそうレスさせて頂きました、笑。

ディレイはついでに、SHも含め見直しました。入交氏のソフト以外でも、かなり効果はあるようにに思います。音場感が向上しました。今、Auroさんもお好きな、バースタインの惑星を聞いていますが、良い感じです!

Tomyさん

>昼間は真夏の暑さでしたが、今夕は夕立があり、少し涼しくなっています。今年の夏は暑いですが、夕立があると子供の頃を思い出します。

もしかして、日本は緯度の低いあちらより暑いですか?私は昨晩、伊豆から東京に戻ったのですが、東京は伊豆より全然暑いです(緯度はすこしだけ高いのに=泣)。実は今週末にこっちで年に2回ぐらいしないGがあるのですが、どうなることやら・・・


>ディレイはついでに、SHも含め見直しました。入交氏のソフト以外でも、かなり効果はあるようにに思います。音場感が向上しました。今、Auroさんもお好きな、バースタインの惑星を聞いていますが、良い感じです!

SHは私もレーザー距離計を使って、Delay値を再調整しました。「バースタインの惑星」ですか!あれは5.1chソフトですが、Auro-Matic映えするソフトなんですよね!最近、ちょっと聴いていないのですが、この文字の並びを見たらまた聴きたくなりましたが、残念ながら、東京に戻ってきてしまったので、こちらのシステムではああいう大編成のオケものは伊豆に比すとイマイチなので(汗)、こちらではほとんど聴かないんです。がっかりするのが嫌なので(笑)。

ちょっと話題から逸れますが(汗)、この夏休みにやったことの一つに、SACDマルチソフトの並べ替えがありまして。これまでは「見た目重視で」(笑)レーベル別にしていたのですが、聴きたい音源を探しにくいので「機能重視で」楽曲別・作曲家別に並べなおしました。ゆえに、「バースタインの惑星」も、<交響曲><Holst>ですぐ探せると思いますので、今度伊豆に行ったら真っ先に再調整後のシステムで聴いてみたいと思います!

Auro3Dさん、

>もしかして、日本は緯度の低いあちらより暑いですか?
そうなんです。日本の方が暑いです。湿度も高い!あちらがずっと快適です。

バーンスタインの惑星の話ですが、一曲目の火星が再生の醍醐味かもしれませんね。再生が難しいと言う意味でも。分解能が悪いと、塊になって再生されるし、低音も分離しないし。システムが良くなるに連れて、気持ちよく聞けるようになるので、チェックの意味も込めて時折聞きます。


Tomyさん

なかなか早起きですね、Tomyさんも(私も5時起きで、すでに愛犬の散歩を済ませ、シャワーを浴び、朝ごはんを食べましたが=笑)

>>もしかして、日本は緯度の低いあちらより暑いですか?
>そうなんです。日本の方が暑いです。湿度も高い!あちらがずっと快適です。

やっぱりそうなんですね。私は残念ながら未だ「かの地」に行ったことすらないのですが、あそこに別荘を持って、日本の夏の間行っている方を他にも知っているのですが、まさか「避暑地」とは?(笑)

>
>バーンスタインの惑星の話ですが、一曲目の火星が再生の醍醐味かもしれませんね。再生が難しいと言う意味でも。分解能が悪いと、塊になって再生されるし、低音も分離しないし。システムが良くなるに連れて、気持ちよく聞けるようになるので、チェックの意味も込めて時折聞きます。
>

「火星」を聴くと、いつも『Star Wars』の「帝国のマーチ」(ダースベイダーのテーマ)を思い出してしまいます、私は(笑)。あれ、絶対Inspireされてますよね! 確かに低域のオーディオチェック用にはいい音源だとは思いますが、高域フェチの私には、「木星」がツボですね。あの管楽器の咆哮とシンバル?の炸裂音を如何に歪を感じさせずに、大空間の中に美しく解き放てるか?(笑)

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