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2024年7月24日 (水)

入交氏のAuro-3D 13ch 音源の「現場と演奏」を確認してきました!

矢継ぎ早の投稿ですが(笑)、私は季節労働者なので、今、夏休みモードなんです!(だからといって、こんなことばかりしていてはマズいのだが・・・汗)

 

今回は、前回のDonguri邸訪問に先立って行った、清里におけるピアノコンサートにまつわる、Auro-3D的エピソードを少々(笑)。実は、これ、すべて我らが!WOWOWの入交さんと関係しているんですよ!

 

まず、会場の清里の「オルゴール博物館」。

 

すでにピンと来ている方も多いと思いますが、ここは、今年の228日、KORGLive Extremeという方式で、入交さんがエンジニアリングをしておられた「世界初の?映像(フルHD)+音声AURO-3D (Auro Codec/96kHz/5.1.4ch)フォーマット」による、Liveストリーミングが行われた発信元の会場です。

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わたしはもちろん参加試聴させていただいたのですが、伊豆のインターネット環境の問題か途中でブチブチと途切れたし(泣)、また当時は「Sonetto VIIIのチャンデバ化作業」に追われていたこともあり(汗)、ここのブログで記事にするのは見送ってしまいました。

 

幸い、我々友の会のDonguriさんがPhil-Mに記事をUPしてくれましたので、そちらで知ったという方も少なくないかもしれません。

 

今回、この同じホールでのコンサートとのことで、一応(社会)科学者の端くれとして(笑)、「伊豆の拙宅のシステムで再生された、Auro-3D Nativeによる音場・音像・音質感と、現場の本物の音の違いはどの程度あるのか?」という問題意識を抑えきれなかったというのが参加を決めた理由の第一。

 

そして、さらに興味を引いたのは、ピアノピアニストピアノ曲

 

「オルゴール博物館」にあるグランドピアノは、アメリカのアンピコというメーカーの「チッカリング9フィートモデル」というものです。これは今はもう存在しないメーカーだそうで、日本ではかなり珍しいピアノではあるようです。1926年製ということで、約100年前のもの。長らく放置されていたらしいのですが、最近、弦?とハンマーをすべて交換して、蘇らせたものだそうです。

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私は、楽器の中ではピアノの音色が一番好きで、ピアノ曲であれば、ショパンでも武満徹の曲でも、ビルエバンスでもポリーニでも久石譲でも(笑)、何でもOKなんです。で、最近、ピアノにはとてもお詳しいKKさんの影響でピアノのメーカー別の音色の違いにもちょっと関心を持つようになり(笑)、この前のLive Extremeの際に、自動演奏装置によってここのピアノが鳴らされていた「音」が結構気に入って、「本物を聴いてみたい」と思ったというのが、理由のその二。

 

そしてピアニストの福井真菜さんという方。特にどこかのレーベルに所属しておられるわけではなく、ソロのプロなので、そこまで知られている方ではないかと思います。で、「なんでそんな方をお前が知っているの?」というと、それは、先日入交さんに誘われて参加した、OTOTENで彼女の演奏を聴いたからです(以下の写真はその時のもの)。

 

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ただし、OTOTENですからもちろん「生演奏」ではありません。入交さんのAuro-3D Native 13ch 録音です。

 

彼が、福井さんのピアノ演奏を録音した(会場はオルゴール博物館ではない)ソースをGenelecのブースで聴いたのですが、その演奏が気に入ったんです。司会をしておられたオーディオ評論家の山之内さんが、「いつもあんなにゆっくりとしたテンポで演奏されるんですか?」と会場にゲストで来ていた福井さんをイジっていた(笑)ぐらい、独特な演奏で、<甘いもの>なら何でも好きな私の好みにぴったり(爆)。フランスものを中心にしておられるようで、その時もドビュッシーの曲が一番多かったと思うのですが、演奏時のこだわりが、「微妙なタッチのために素足でペダルワークをする」ことだと伺い、これは一度見てみたいな、と(笑)。

 

あまりに気に入ったので、終了後ご挨拶をさせていただき、「今度、Liveコンサートはいつ、どこ?」と伺うと、「清里のオルゴール博物館」だとおっしゃるではないですか!何たる偶然!!!

 

そして最後の決め手は、ピアノ曲。ドビュッシーの「沈める寺」というのは、ピアノ好きな方なら知らぬ方はいないであろう名曲で、いままで何度も聴いているはずでしたが、今回、OTOTENで入交プロヂュースによるAuro-3D Native、しかもGenelecGLMという最新システムと最強モニターSP群の組み合わせで聴かせていただいた「沈める寺」に、鳥肌が立ちそうなぐらいの感動を覚えまして(笑)。特に最低域の鍵盤を「ドーン」と鳴らす部分がとても印象的な録音になっていました。「この曲にこんなに感動的な低音が入っていたとは!」と、家に帰ると早速Streamingも使って他の演奏者の録音(ただし2ch)のものをいくつか聴いたのですが、正直、入交録音版ほどの感動が得られない。せいぜい、グラモフォンのメナヘム・プレスラーというお爺ちゃん(笑)が演奏するTakeがそれに近いぐらい。

残念ながらこの曲はこれまで私はLiveで聴いたことが無かったので、「こりゃあ、生でどの程度の低音が出ているのか、実体験するしかない」と、「オルゴール博物館」での福井さんの演目の中に「沈める寺」が入っているのをネット検索で確認し、チケットを取ったというわけです(笑)。

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ということで前置きが無茶苦茶長くなりましたが(汗)、偶然にもすべて入交さんつながりで、ここに行くのがDoomedであったかのような(爆)。

 

さて、当日は関東地方では公立学校が夏休みに入ったばかりというタイミングでしたが、さすがに家族連れが来るような選曲ではなく(武満も入っていましたし=汗)、指定席方式ではなかったのでちょっと早めに行ったこともあり、なんと、一番前、ピアノが置いてあるのと同じフロアで距離約1.5M!!!の、演奏者の真横の席に陣取ることができました(まるで、KKさんのご自宅の音楽室みたいな距離感だった・・・あそこはスタインウェイだけど)。

 

<私の席からの写真!!!> クラシックで(ジャズならまだしも)、プロのピアノ演奏をこの距離で聴いたのは初めて!

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入場前にピアニストの福井さんが出迎えてくれ、私のことを覚えていてくれたようで「あら、本当にいらっしゃってくれたんですね!」と握手(笑)。

 

正面に「リモール」と呼ばれる巨大なオルゴールがあり(残念ながらこれは聴けなかった)、その前に「チッカリング9フィートモデル」が置いてある。演奏開始までに時間があったので、中を覗かせてもらうと(普通のコンサートホールではいくら演奏前でも舞台には上がれないですよね!)、弦やハンマー、その他の金属パーツはピカピカで、中身は新品のよう(交換したばかりなので当然か=笑)。

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時間になると照明が落とされ、福井さんが入場。本当に<はだし>で入ってきた(冬ならどうするんだろう?=笑)。自己紹介の後、着座されると、右足の親指と人差し指(とは言わないな=汗。第二指というのかな?)の間に、3つある中の一番右側の真鍮(恐らく)のペダルを挟むように。

 

ここから先は私のような音楽的素養の無いものには、楽譜の解釈なり、演奏のテクニックを描写する語彙は残念ながらありません(泣)。

ただ、音場感としては、天井が高く、かなりLiveな会場のAtmosphereは、Auro-3DLive配信を拙宅で受けたときと極めて近い印象を持ちました。

 

音像感(定位)は、これは目の前1.5Mですし、圧倒的にLiveの勝ちです。目を瞑っても指が左右(音像的には<前後>です)に動くのが分かる。右手は手前(私から1.5Mのところにある弦をハンマーで叩いている)、左手は奥(私から2.5Mは離れている)。この1Mの音源の位置の差は、私の席でなら誰でも聞き取れると思いますが、さすがに、Streamingによる拙宅のAuro-3Dシステムではここまでの再現性は無かった(まあ、Mikingにも拠るのかもしれないが)。

 

音質も、これも言うまでもないです。もし2月末に聴いたものが、Live Streamingではなく、Onマイク、Offマイクを多用したマルチ録音ソースを、エンジニアが「これでもか!」というぐらい、f特も位相も定位も盛りに盛って(笑)ミキシングして作り込んだ録音ソースとの比較であれば、<Liveあるある>で(汗)、自宅のシステムの方が音(音像定位と音質)がいいかも?、という感想を持つこともあるかもしれないが、1.5Mの距離にあるグランドピアノを小柄なピアニストが腰を浮かせて全体重をかけて弾く(というより「叩く」)フォルテを、「完璧に再現できる」オーディオシステムなんて何億円かけても、いくら我らがAuro-3Dシステムでも、作れるはずがない(笑=一応、コンサートの翌日、donguri邸を辞した後伊豆まで車を走らせて、ミシェル・ベロフのSACDマルチによる同曲をAuro-Maticにしてほぼ同じ音量の下で聴き比べてみたが…)。

 

最後に、「沈める寺」の低音パートですが(これを聴きに行った=笑)、「チッカリング9フィートモデル」、結構深い低音がでていました。会場が木造の教会のような作りで、前述の通りピアノが置いてある木製のフロアと観客席が地続きなので、床の振動も多少感じられ、Literallyに(笑)、「腹に響く」低音を体感できました。これはちょっとだけ、伊豆の拙宅でも、Auro-3Dが形成する「平面波」と、強力なSW3台のサポートを得ての「体感する低音」を彷彿とさせるところがありました。高級なプロ用モニターヘッドフォンでも20Hzは出るそうですが、やはり、このあたりの周波数は「耳で聴く」だけでなく、床や壁の共振およびそれらによる空間の空気の振動込みで「体で聴く」感じの方がRealityがありますよね!

 

これは事前にKKさんと情報交換したことなのですが、この世の中には、通常のグランドピアノの鍵盤を、さらに低い方に9鍵のばした、「ベーゼンドルファーのインペリアル」というピアノがあるそうで、KKさんによると楽譜上は「沈める寺」ではこの延長された鍵盤を使うことはないそうですが、このピアノを使えば倍音としては作用して低域の量感が増すらしいです。OTOTENで聴かせていただいた入交さんの録音の「沈める寺」が、この「インペリアル」を使ったものかどうか、今度お会いしたら是非伺ってみたいと思っています。

 

結論的に言って、「Auro-3DによるLive Streamingの再生音」と「現場の再生音」の比較では、音場感はまあまあいい勝負ができているが、音像定位はやはり「現場」に軍配(ただし、これはLive同士の比較だから。人為的に作り込まれた録音芸術作品との比較であれば話は別)、音質は低域に限ってのみそこそこ、という印象を持ちました。

 

それにしても、あの、福井さんのAuro-3D Naive ソフト、発売してくれないかなあ!もう一度、今度は伊豆のシステムで聴いてみたい!!! 入交さん、頼みますよお(笑)。

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コメント

AuroDさん、

生での沈める寺、貴重な体験をされましたね。
しかも、1.5mの近距離で聴かれたというのはすごいです。
室内楽用の小さなコンサートホールの前方の席でもそれほど大きな音量は得られないので、大音量好きのAuro3Dさんにとっては格別だったのではないかと思います。

9フィートのピアノは約274㎝なので一般的なコンサートグランド(いわゆるフルコン)のサイズですね。
ウチの約7フィートのピアノで3mくらい離れてもピークで110dB以上の音圧になるのでちょっと過激な聴き方になったかもしれません。(笑)
良い演奏、きれいな音のピアノ、響きの良い部屋であればそのくらいの音量でも楽しめますが、そうでない場合には苦痛を感じることもあるかも…(笑)
Auro3Dさんが体験された今回のコンサートではそれが揃ったのでしょう。

沈める寺は私の好きな曲です。
最初に感銘を受けたのはツィマーマンの録音です。
この録音については低音の迫力についてはそれほどではないのですが、ツィマーマンのピアニシモの恐ろしいほどの美しさと高音の強靭なフォルテのコントラストがお気に入りです。


K&Kさん

>生での沈める寺、貴重な体験をされましたね。

やはりピアノのソロコンサートで、ドビュッシーをやる場合は、「アラベスク」とか「月の光」といった、<スーパー有名曲>がどうしても中心で、「沈める寺」のような、「隠れた名曲」は演目から落ちるようで、私は初体験でした。

貴重といえば、今回もうひとつドビュッシー初体験だったのが(まあ、他の作曲者も武満以外は名前も知らなかったのですが…)、「牧神」のピアノソロです。これを聴いたのはLiveはおろか、録音でも経験が無く、全く初めてでした。これはドビュッシーを代表すると言ってもいい曲ですが、オリジナルは管弦楽曲ですよね? ピアノソロ版があるとは知りませんでした。これの「名演」として知られるアルバムがあれば、一度聴いてみたいので教えていただけるとウレシイです(Apple Musicで探したのですが、見つけられなかった…)。

>しかも、1.5mの近距離で聴かれたというのはすごいです。
>室内楽用の小さなコンサートホールの前方の席でもそれほど大きな音量は得られないので、大音量好きのAuro3Dさんにとっては格別だったのではないかと思います。

いやあ(汗)、まず、今回のレパートリーはすべて、ピアニッシモ主体の曲ばかりで、たまーに、フォルテが短く入る程度でしたから、耳は傷めませんでしたよ(笑)。もしこれが、ベートーベンの「熱情」とか、リストの「ピアノソナタ」とかだったら、途中で席を移動したと思います(爆)。

実は最近、チャンデバ化して以降、普段聴きの音量が少し下がりました(オフ会の時はこれ見よがしの音量にしていますが=笑)。弱音が前よりきれいに聴きとれるようになったからです。少しは耳を長持ちさせないと(笑)。

>沈める寺は私の好きな曲です。
>最初に感銘を受けたのはツィマーマンの録音です。
>この録音については低音の迫力についてはそれほどではないのですが、ツィマーマンのピアニシモの恐ろしいほどの美しさと高音の強靭なフォルテのコントラストがお気に入りです。

ZimermanのDebussy: Preludes、早速Apple Musicで探して聴いてみました。これ、絶対Steinwayでしょ?高音が華やかですもん!(と、K&Kさんに教えていただいた「付け焼刃」のコメントをしてみる=笑。これに比べると、この前のChickeringの音は渋かったなあ) ピアノ好きな方は、どちらか選べ、と言われたら、「高音好き」と「低音好き」、そして「ピアニッシモ好き」と「フォルテ好き」のマトリックスで分けられそうですね(笑)。うーん、私は敢えて言えば、ピアノは低音・フォルテ好きなのかな?(でも、モーツァルトやショパンが好き=フォルテはほとんどない曲が多いが=笑) 理由はご指摘のようにこれを「耳に痛くない」音で再生できるかが、スピーカー選びなど、オーディオ道の自分なりの一つのCriteriaになっていますから。バイオリンは逆に空間に超高音の倍音が消え入るさまが好きですが(笑)。

Auro3Dさん、

沈める寺はドビュッシーの前奏曲集1の中の曲ですが、亜麻色の髪の乙女などとともにかなり有名な曲のように思います。
ピアノは正式にはピアノ・フォルテという名前で英語ではたぶんピアノで通じると思いますが、イタリア語の先生にはピアノ・フォルテですよねって訂正を求められることがありました。
それ以前のチェンバロのような鍵盤楽器では出せなかったダイナミックレンジの大きな表現ができるのでこう呼ばれたのだと思います。

私は低音も高音も小さな音も大きな音も可能なピアノの音が好きなのですが、マトリックスの4隅が好きなのかもしれません。(笑)
あ、Zimermanの使用ピアノはSteinwayです。当たりです、さすがですね。

「牧神」についてはオーケストラ版の音源はいくつか持っていてピアノ版もあるかと思って探したのですが見つかりませんでした。
どうも私はラヴェルの亡き王女のためのパヴァーヌと勘違いしてしまったようです。(恥)
というわけで私が紹介できるピアノ録音はありません。すみません。
あのパヴァーヌもそうなのですが、「牧神」みたいななめらかに流れるような曲はピアノで弾くとぎくしゃくしがちなのでかなり難しいような気がします。
Auro3Dさんが気に入ったのでしたら福井さんの演奏が良かったんでしょうね。
若いころ初めて聴いたとき、ナニコレって思いました。あのけだるいダラダラした曲の魅力が全く理解できませんでした。(笑)
ギリシャ神話のヤギの脚を持つ半獣神(牧神・フォーン)がニンフを誘惑するようなちょっとなまめかしいストーリーだったような…
私がこのけだるい曲を心地よく思えるようになるにはかなり時間がかかりました。(笑)

K&Kさん

まずは、大(笑)ニュースから。昨日、入交さんにお会いした際に確認したところ、OTOTENで私が聴いた、Auro-3D13ch録音の「沈める寺」は、山梨県のやまびこホールというところで採録され、使用されたピアノは、ベーゼンドルファー インペリアル だそうです!!!

やはり私の耳に狂いはなかった(笑)。とにかく、これまでに聴いたことの無い低音でしたから!!! 恐らくこのピアノはホール備え付けでしょうから、一度、ホンモノを聴きに行こうと思っています。機会があったらご一緒しましょう!

今回の福井さんのレコーディングの原盤権はGenelecがお持ちだそうで、これが販売されるかどうかの見通しについてもいろいろ伺いまして、さすがに確定前の裏話はここには書けません(汗)が、「友の会」としては「その日」が来ることを楽しみに待ちましょう!(これが出たらさすがにK&KさんもAuroシステム組んでいただけますかな?=爆)

>「牧神」についてはオーケストラ版の音源はいくつか持っていてピアノ版もあるかと思って探したのですが見つかりませんでした。
>どうも私はラヴェルの亡き王女のためのパヴァーヌと勘違いしてしまったようです。(恥)
>というわけで私が紹介できるピアノ録音はありません。すみません。
>あのパヴァーヌもそうなのですが、「牧神」みたいななめらかに流れるような曲はピアノで弾くとぎくしゃくしがちなのでかなり難しいような気がします。

そうですか、やはりかなりレアなんですね。ただ、「亡き王女」は、確かピアノバージョンがオリジナルでしたよね?これに対し、「牧神」は逆なので、ご指摘のような「違和感」は正直私もありましたよ。だから、「もっと素敵な定番演奏を聴いてみたい」と思ったわけです(笑)。

>若いころ初めて聴いたとき、ナニコレって思いました。あのけだるいダラダラした曲の魅力が全く理解できませんでした。(笑)
>ギリシャ神話のヤギの脚を持つ半獣神(牧神・フォーン)がニンフを誘惑するようなちょっとなまめかしいストーリーだったような…
>私がこのけだるい曲を心地よく思えるようになるにはかなり時間がかかりました。(笑)

そうですか、この辺の感性はどうやらK&Kさんとは「真逆」のようで(笑)。私はこの曲を中学の時の「音楽」の授業で初めて聴いた時から、ハマりました。なんといっても、「モーツァルトの40番第二楽章好き」というヘタレで、つまり、「けだるいダラダラ」好き(爆)

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