コンタクト

アドレス(URL): https://philm-community.com/Archive/my-room/auro3d/7814/

自己紹介文

私は、2022年11月末を以て終了した、『Philewebコミュニティ』において、「Auro3D」を名乗っていたものです。

https://community.phileweb.com/mypage/5554/ (2023年5月末に閉鎖)

ここでは、<その後のAuro3Dの活動>について、記事にして紹介するとともに、「Auro-3D友の会」(詳しくは本ブログ右のサイドバーのリンク先に情報があります)の「会長」(笑)として、その活動報告もし、Auro-3Dというフォーマットの同好の士を増やすことも意図しております。

個人的には、現在、伊豆の別荘で

マルチチャンネルオーディオ6割
2chオーディオ3割
ホームシアター1割

という週末を過ごしています。私の現在のシステムに関する詳細情報は、上記の【コンタクト】のリンク先にあります。

私のオーディオに対するスタンスは、「原音再生は求めず、<オーディオ再生Music>ならではの世界に遊ぶ」です。

好みの音楽は変遷があり雑食ですが、今はクラシック(特にピアノ協奏曲と教会音楽が好きです)が5割、ジャズ(トリオなど、小編成のCool系のもの。Hot系やBig Band系は苦手)2割、女性ボーカル(内外問わず)が2割、残り1割は、若い頃に聴いたPops, Rockを、ハイレゾやサラウンドで懐かしんでいます。

「Auro-3D」とは、Atmos, DTS:Xなどと並ぶ、いわゆるイマーシブオーディオフォーマットの一つです(詳しくは、日本版公式サイト、http://www.auro-3d.jp/)。

私はこのAuro-3D(およびそのエミュレーションであるAuro-Matic)を音楽鑑賞用(特に大編成のクラシック音楽)のフォーマットとして高く評価しています。このフォーマットが他より優れていると思われる点は、

1. 全チャンネル(最大13ch)、ハイレゾ音源であること。規格上では、最大384kHz/32bit/9.1chにも対応する。2Lなどの音楽ソフトでは192kHz/24bit/10.1ch、映画ソフトでは96kHz/24bit/10.1chの収録が一般的(ちなみにAtmosは48Khz/24bitまで)。

2. ハイレゾ音源をディクリートに各スピーカーから出力できるチャンネルベースオーディオフォーマットであること(AtmosやDTS:Xなどはオブジェクト方式のため、AVアンプ側でレンダリングが必要となり、音質的に不利)。

3. 第3層までのスピーカー配置定義がされているため、音源の高さ感を出すのに有利(AtmosやDTS:Xは第2層まで)。

の3点に集約できます。

こうしたメリットとの引き換えに、スピーカーの配置位置がかなり厳密に定義されているというハードルの高い面はあります。特に、第三層として定義されているTop Speaker (通称 “Voice of God”)は、Auro-3Dの最大の特徴の一つである「高さ感」を表現するのに必須ですが、AtmosやDTS:Xには定義されていないスピーカー位置であるため、これらのフォーマットとの共用をする場合は「鳴らないスピーカー」となってしまいます。

しかし、理論的には完全にAtmosなどより音質面では優れた方式であり、同じ音源をAtmosとAuro-3Dで録音されているもの(例えば2Lレーベルのブルーレイミュージック)を使って、Top Speakerのある正しいスピーカーレイアウト環境で比較試聴すれば、音の鮮度と表現力に、誰でもわかる圧倒的な差があり、私は今、これに心酔しています。

2ch、5.1chソースでも「Auro-Matic」というUp-mixがAuro-3Dにはあり、それがとても効果的で、既存のソフトでも豊かな音場を再現してくれます。

文系人間なので、良し悪しは自分の感性のみを信じるタイプで、メジャーやテスター類は絶対使わない主義です(笑)。その一方、ゴリゴリの西洋合理主義者なので、「お祓い」レベルとしか思えないような「良い音への道」には手を出さないように気を付けています!

ここでは、Auro-3Dに関する、ハード・ソフト・使いこなしなどの情報交換ができたらな、と思っております。

よろしくお願いいたします。